ワークショップ ボール1(進藤一宏(カレーくん))

正しい5ボールカスケードができるようになるためには次の練習を順に行なう。

1。正しい3ボールカスケードをできるようにする。
      しゃべったりしていてもできる安定感が必要。

2。頭よりちょっと高いくらいの高さ(5の高さ)の3ボールカスケードをやる。
      高くなると普通のカスケードに比べてぶれが大きくなる。横向きに軌道をまっすぐにする足を動かさない。高さを一定にする。一定のリズムで投げる。

3。5の高さのフラッシュを行なう。

4。4ボールファウンテンをできるようにする。
      まずは片手で2個を練習する。無理して利き腕でない方を練習する必要はない。無理して投げていてもフォームを崩すだけになりやすい。まずは利き腕で片手で2個を投げられるようにする。

5。ファウンテンを投げている最中に4回クロスで投げる
      サイトスワップで55550を投げる

6。片手でボールを3つもって投げる
      5の高さで全部投げる。最初は逆の手でキャッチしなくてよい。全て同じ軌道になるのが理想なので、最初に落ちたボールに次のボールがあたるのが良い。片手がカラだが5ボールカスケードのリズムで投げる。3つともきれいに投げれるようになったら3つともキャッチする。キャッチするところがぶれていたら投げをくりかえし練習する。きれいにキャッチできるようになったら投げ返してチェイスとなる。

これから先は今までの練習が簡単だなーと思えてから練習すること。
そうでないとレベルとして早過ぎる。
下手なフォームになったり、体を壊したりする。

7。両手に5個を持って全て投げる
      キャッチはせずボールをすべて床に落して落ちた場所を確認する。落ちる場所はちゃんと固まっていること。高さとリズムを意識する。

8。両手に5個を持って5個投げて5個キャッチする。
      5個投げるのが簡単に思えるようになってから行なう。
 
9。5個投げて5個キャッチできるようになったら投げ返す。
      徐々に続ける回数を増やしていく。無理に数をふやさない。限界にチャレンジをしない。20キャッチとしたらそこでやめるとか決めておく。無理矢理続けていると正しいフォームが覚えられなくなる。正しいフォームは人それぞれだが、それがわかるまでに無理をしていると正しいものがわからなくなる。フラッシュをずっと投げていると、ある日これだ!というのがわかるようになる。

10。5ボールカスケードが安定したら。。。
      投げながら歩いてみる。低く投げてみる。高く投げてみる。この場合でもリズムを正しく保つこと。5ボールから技をやろうとしたらこのリズムが非常に大切。

7ボールを練習する時もこれと同じ手順を繰り返す。
高い5ボール、フラッシュ、片手で4個、、

5ボールの練習はビーンバッグを勧める。
床に落す練習の時に、落ちた場所から動かないので軌道のぶれがわかりやすい。