風船に動かされる、風船を動かす

なんと約半年ぶりの教室参加。
今日は生徒が9人と大賑わい。
風船を使っての動作いろいろ。最後にはこの適当な組み合わせの
動きをした

風船が勝手に下におりる
 手が下におりきるまで足を曲げない。手が伸びきった状態で足
 を曲げ始める。足を曲げ始める前に一呼吸おいてもうちょっと手
 を伸ばす。手が伸びきった状態からなのでほんのちょっとしかいか
 ないがそれでよい。猫背になりやすいので注意する。
 胸をそらして大きく見せる。

風船を持ち上げようとするが動かない
 風船を上に持ち上げようとしてふんばる。腕を少し曲げ伸ばしするが、
 風船は動かさないこと。腕を曲げたときには体を落とす必要がある。

風船が勝手に上にあがる
 風船が上がって手が伸びきるまで足を動かさない。
 手が伸びきった後でもう一息ちょっとだけつんと手を上にあげる。

風船を下ろそうとするが動かない
 腕をまげようにもそのまま曲げると風船の位置がずれてしまう。
 そこで腕を曲げるのと同じタイミングで爪先立ちをして風船の
 位置を固定する。ほんのちょっとしか曲げられないがそれで十分。

自分で風船を下ろしていて途中から下りる風船に引っ張られる
 自分で下ろしているということは力をいれて動かしているということ。
 下ろしている最中は膝が曲がっていく。途中で膝を曲げるのをやめて
 力みを抜いて風船だけ下がっていくようにする。手が伸びきったら
 今度は途中になっている膝を再度曲げていく。

風船に前方に引っ張られる
 上下と同様に最初は腕だけが動いていって、伸びきったらつんと
 前にひといき引かれてバランスを崩して一歩前にでる。
 そのとき風船は相対的に体にひきつけられる。風船に引っ張られ続ける
 時は、風船は動く止まる動く止まるという感じになる。風船はじわじわ
 前にでるわけではない。腕が伸びている最中は体が前傾しないこと。
 しかし倒れないように粘りすぎないこと。腕が伸びきったら自然に
 前に惹かれていく。

風船に正面から押される
 手を前に伸ばした状態から縮めて行って風船がどんと肩にぶつかる。
 その勢いで後でふんばっていた足が折れてバランスがくずれ、後ろに
 移動してしまう。その間肩にぶつかった風船は静止している。
 ずーっと動く肩にぶつかって止まるまたずーっと動くの繰り返しになる。
 肩を回して勢いを逃がさないこと。正面からぶつかるほうがきれい。

風船を正面に押す
 風船の真下に前の足を持っていく。そのためには後で踏ん張っている
 足をまずある程度前に出してそののち前の足を出す。そしてずーっと
 押す。

風船に横に引っ張られる
 風船の真横をつかんでおく。
 すーっと手がのびて限界まできたらバランスを崩して移動する。
 真横に風船を動かすので、手があがらないように注意する。
 真横に動かせる範囲は思ったほど広くない。
 体が移動する際には風船から遠いほうの足を前からかぶせる
 形だと自然に見える。ただし単にかぶせると足が前にずれて
 しまいどんどん斜め前に動いてしまう。ちょっと難しいが
 足をかぶせたうえで前に出ないように手前に引き戻しておくこと。

風船を横にひっぱる
 基本的には綱引きと同じ。
 ただし大きさがあるものを持つわけで、実際に引っ張るときに
 両手の肘とも伸ばすことができない。片方の肘だけでもちゃんと
 伸びていれば一応の説得力は出る。風船を引っ張るときに
 自分の真ん前から始めてしまうと両手とも肘が伸びないという
 状況が発生してしまう。