チャンピオンシップ

今年のチャンピオンシップはレベルが高い。急遽予選を行っただけのことはある。
個人の部の優勝はリングの小林さん、そつなくまとめられていて頭一つ抜け出していた。和風テイストで3ボールのみに徹したのは2位の潮木さん、私はこの人の演技が一番好き。見ていてなんだかわくわくした。3位はディアボロの針宇さん、そして急遽できた特別賞がポイの今村さん。ポイはたしかにこれまた群を抜いて美しい。しかしこれをジャグリングの範疇にいれるかというと微妙。曲芸より舞踏に近い感じ。
チーム部門優勝はマイムの要素を取り入れたクラブのEinsatz、2位はコミカルな西部劇のテイストをいれたクラブとディアのスピニングマスターズ、西部劇なんだから次回はトリックロープもぜひ(笑)、3位は1本のセンタースティックをふたりで叩いたImaginary、初出場で入賞の健闘。新しいパターンが見られるようで興味深い。
1年でこれだけの進歩がみられるとなると、来年は凄いものをみることができそうだ。