傘来たる 乱回しは回らない

傘回し用傘と今までの番傘

今日は太神楽教室。新しい傘がはいったということでとうとうプロ用の傘を入手させていただいた。今まで購入したジャグリングアイテムの中では飛びぬけて高価なのだが、これに費やしている時間を考えれば回し易ければ十分に元が取れるはず。写真の手前が新しい傘、奥が今まで使っていた番傘。
さっそく傘を回してみた。鞠が透けて見える!どこにいてどんな状況か手にとるようにわかる!今まで番傘でやっていたときも直射日光下で影がはっきり写る時は比較的やり易かったのだが、当然ながらそれ以上のわかりやすさ。右で普通に鞠を回している時、しばしば回す位置が移動していたのがぴたりと止まるようになった気がする(でもまだまだ動いている)。回している目の前が明るくなり、文明開化が訪れたような気分。
そこで乱回しの稽古にはいる。下の手を動かさず、上の手だけで大きくゆっくり回す、鞠を傘のヘリに転がす感じ、、というのは頭でわかっていても思わず両手が動いてしまうのは情けない。ちょうど他にも乱回しをはじめたばかりの素人の生徒さんがふたりおられて、一緒に乱回しの練習。まずは普通の状態から鞠を乱回しで一周させて普通の状態に戻る、を繰り返す、のだが全然できない。半周した段階で鞠がぽとぽとorz。それをなんとか載せつづけようとすると傘を速く回してしまい、親方に、傘を捻っているのはいけない、と指摘されてしまった。じっと我慢でゆっくり回すのってほんと難しい。それでも2時間回している内に左では4回に1回程度は回るようになった。右では極まれに成功する程度。さあこれから乱回しに向けて回しつづけるぞお。