38000ftデビュー

NYから東京への帰りの機内にボールを持ち込んだ。13時間を越えるフライト時間はエコノミー席に座り続けていると体が固まってばきばきいうようになる。
一眠りして目が覚めたのは飛び立って10時間を過ぎたあたり。体が固まっているので通路をぐるぐると回る。周り中寝静まっているので、最後尾のトイレと非常口の前のスペースで体をほぐすためにボールを投げてみた。さほどゆれは感じないのだが、多少傾いているせいか?カスケードでもボールを落とすことがあった。アンダーザレッグを繰り返すうちに足のむくみが取れてきて体が少し楽になった。1up2upをしていると慣性の法則が偉大であることを感じられる。水平方向には音速に近い速度が出ているのに、私の投げた球はまっすぐ下に落ちてくる。30分程度投げてさっぱりした状態で座席に戻った(^^) エコノミー症候群対策に役にたつジャグリングである。
投げていた場所は日付変更線を越えて千島列島の東、高度は38000ftの巡航速度だった。